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3.11東日本大震災復興支援に立ち上がった私たちです。

【東日本大震災支援しようじゃないか!の会】
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震災復興支援チームの立ち上げだ!

福島第1原発震災事故現場からおよそ24km地点
今回は南相馬市へボランティアへ行ってきました。
星野理一団長、奥山英紀隊長、星野健太副隊長
星野又右衛門商店 野口専務、飯塚
三聚会 山崎一樹、細井太郎、奥山飛鳥         
                                                   

5月28日(土)福島県南相馬市へボランティア活動へ行ってきました。
今回は団長星野理一氏を筆頭に我ら有志が福島第1原発から25km圏内にある
福島県南相馬市原町区へ早朝4:00発で岩槻ICより東北道を北上し郡山JCTにて
磐越道へ船引三春ICで一般道を使い南相馬市までおよそ290kmの行程で
災害支援活動のお手伝いに行ってまいりました。気仙沼よりは近いのでちょっと
安心でしたが、それなりの緊張感がありました。本来なら東京外環道三郷ICから
常磐道ルートですが原発20kmと震災の影響でこのルートは使用できません。
東北道から磐越道に入り一般道山越えルートです。途中に出てくる地名・・
浪江町、飯舘村、南相馬市鹿島区、原町区などなど今では世界中で有名な
地域になってしまいましたが素朴な山道にある静かな村です。
原町区北泉というところで瓦礫の片づけ作業でした。
受付場所は南相馬のボランティアセンターです。ここでは日本全国から
集まってきたボランティア達と一緒に班を造って現場へ向かい作業を行います。
今までのように自分たちだけではないのでそれなりのルールに則って
規律を乱さずという大前提があります。といってもそんなに厳しいものでは
ありません。一般常識として報告や連絡、班長の指示に従うなどです。
もう一つが写真撮影禁止というのもありました。一般家庭へ行っての
作業となると、被災者の方の心情を酌み取れば、言葉遣いやむやみやたらの
写真撮影はいただけないですよね。

団長の星野理一氏もスコップ持って汗水流してました。


先輩がこれだけ頑張ってるんだから我々後輩も見習わなくっちゃ!


隊長と副隊長がネコを押している(笑)似合っている。


お昼を海岸沿いの岸壁で食べました。食後のひととき。


作業終了後この家のご主人ご夫妻と一緒に記念撮影
写真撮影禁止といってもそれはあくまでもルール、こうやって
仲良くなって最後にはご夫妻から「どうもありがとう」って
涙ながらに言ってもらえ本当に我々も嬉しかった。
もちろん喜んで記念撮影だ。


最後の最後に一緒に作業した班の全員で記念撮影!
ここでも素敵な仲間が出来た。


ボランティアって本当に素敵だ。知らない人と人とが一つになって
汗を流し困っている人のお手伝いをさせて頂く。お金や損得勘定のない
純粋な助け合いの作業なのである。そこには譲り合いはあっても、争いや
いさかいが起こらない。

下の写真は東北電力南相馬火力発電所だ。燃料タンクらしきものが
つぶれてひっくり返っている。その奥には船が傾いた状態で岸壁に
置かれている。このあたりの海岸は原発からおよそ25kmだ。




ここも気仙沼と同じく殆どが津波によって流されてしまった。
画面中央に建っている電柱は新しい柱だ。瓦礫も片づけられ
何もない平野になっている。気仙沼より広い範囲で被害に遭っていた。


ここは国道6号線に近いところ海岸線からはおよそ2km以上
あると思われるところに来て船の残骸がたくさんあった。
信じられない光景だ。


この道をつきあたり右へ折れると国道6号線だ。


ここが福島第1原発20km地点の検問所。この先一般車両の
通行は出来ない。国道6号線を南下しここからUターンし飯舘方面へ戻る。


私たちはこのボランティアを通して、沢山の貴重な体験をさせてもらっている。
それは決して無駄なことではないと思う。その答えはきっと一緒に行って
汗水流した仲間達一人一人の心の中にあるんじゃないだろうか。

スタッフ写真

東日本大震災支援しようじゃないか!の会
埼玉県上尾市

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